オリジナル絵の展示や、その時はまったゲーム絵、本の感想などごった煮です。
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発売日が2003年3月。
映画公開が2006年7月。
万事においてブームから遅れている私ですが
遅れているにも程がある。
今更ながらに宮部みゆき先生のブレイブストーリーを読みました。
そして思った。
えっと…なんでしょうか…これは…
…なんていうか…色々に中途半端…!
ファンタジーを読みなれている人からすると
あまりに王道なわりに描写があまりされてないから
薄っぺらくて世界に入り込めないし
なにより現実世界のワタルの置かれている状況が
ヘビーすぎて落差が…!
上巻の途中で挫折したのですが
アニメ化していたのでちょっとそっちで結末を見ようかな…と
(ワタルの現実世界の問題をどうにかできるのか…?と気になったのと
キ・キーマの声をやっているのが大好きな大泉さんであったから)
観てみたのです。
…これはこれですごい…(ごくり)
まず話のフッ飛ばし方がすごい。
色々なエピソードが削りに削られてお子様にも優しい仕様に…
そうだよね、ドロドロしてる大人の裏事情とか
あんな分厚い本を2時間枠におさめるには
けずらにゃ入らないよね…と言い聞かせつつ見たものの…
もはや、原作というより原案、という感じに。
なんていうか…東京から北海道に行こう!
途中、岩手の花巻にも寄りたいな!という旅行計画が
行ってみたら東京→北海道直通の飛行機であっという間についちゃった。
花巻?花巻には上空から通過致しましたが、なにか?みたいな。
しかも目的地が札幌だったはずなのに稚内着いちゃった、みたいな。
映画の結末に驚いて結局下巻も読んじゃったのですが
やっぱり小説の方はヘビーに終わってた!
いいのか!これでいいのか!
…うーん、まぁ、なんていうか…
良質のファンタジーが読みたいな…というはなし。
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