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オリジナル絵の展示や、その時はまったゲーム絵、本の感想などごった煮です。
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 いや~、不思議な話ってあるもんですよね。
 私ね、コンビニでバイトをしているんですが、あれですね
 なんかの拍子にフッとね、人の気配を感じて
 
 「あっ お客様だ 挨拶しなきゃ」

 なんて振り返ってみたら別に誰もいなかったなんてね。
 ありゃ?確かに誰か通った気がしたしたんだけどなんて
 首を傾げる事も度々あるわけなんですよ。



 先日もね、あれなんですよ
 入り口のドアにはお客様が入ってきた時すぐわかるように
 ベルがついているんですがね。
 その時は、なんでしょうね、たま~にあるんですけど
 フッとお客さんが絶える時間があってね、店内には私一人っきりだったんですよ。

 今日は空いてるな~なんてね、思いながら商品を並べていたんですが

   チリリーン

 ってベルが鳴ったもんですから振り返って挨拶をしたんですね、
 いらっしゃいませ~って。
 若い男性が一人入ってきて雑誌を見始めたんですよ。

 私はそのまま、離れたところで商品並べを続けたんですけど
 な~んかね。
 感じるんですよ。
 すぐ後ろの棚から誰かがね、見ているような
 チリチリーチリチリー とした視線みたいなのを。

 おかしいな~お客さんは遠くで雑誌を読んでるのにな~
 不思議に思いましてね、何の気もなしに振り返ったんですよ。


 いるんですよ。


 すぐ後ろの棚の商品と商品の隙間からね、
 女の人がこちらをじぃーっとね、見てるんです。

 そりゃもう驚きましたねぇ。他に誰もいないと思っていたもんですから。
 ぎゃー!なんて叫んで逃げ出そうと思ったら
 しゃべったんですよ、その女の人が。

 
 
 「レジ、いいですか。」


 …男の人と同時に入ってきてサっと棚の間に入ったから
 私が見えなかっただけなんですけどね、ええ。
 それはもう怖かったですよ。
 
 でも一番怖かったのは梅図ばりの顔で私に叫ばれたお客さんが
 一番怖かったと思いますね、ええ。
 ちなみに最初に話した、人の気配がしたのに誰もいなかったっていうのも
 後でトイレからお客さん出て来たわけなんですけどね、ええ。
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