オリジナル絵の展示や、その時はまったゲーム絵、本の感想などごった煮です。
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pixivでチマチマお絵かきしています絵。
主に企画絵ばかりなのであれですが。
スズシロ名義では参加していないので偶然見つけたら
によによと生暖かくお見守り下さい。
(「あ!スズシロだ!」と指をさしてお声かけてくださると
嬉々として寄って来るので気をつけてください)
引っ越してきて色々整理しているうちに
版権絵とかは感想もついているからやっぱりページとして作りたいな…
というか風雷関係やら色々スペースないと困るわ…
という事に気づきました。
結局サーバー借りるんなら、ブログ借りてきて色々せずとも
そのままデータをあげなおすだけで良かったのに…う、うかつ…!(再)
いいんだ…ブログ形式にしたかったんだもの…と
自分に言い聞かせています。ええ。
あ、どうでもいいですが地味にHNが変わっています。
全然意味はないんですが色んなものをコンパクトにしたいお年頃なのです。
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取り急ぎこちらに引っ越してきました。
色々いじっているうちに何がなんだか…
絵も整理して鋭意引越し中です。
ブログのログを移行するかは考え中。
ゆめをみた。
1。
まっくらだ。
学園祭でやる肝試しの打ち合わせですっかり帰りが遅くなってしまった。
少年は学校の門を閉めながら暗い夜道を見て不安になる。
車も走らない真っ暗な道路。
振り向いた学校も真っ暗で
一緒に打ち合わせしていたはずの友人たちは
いつ帰ったのだろう、と不思議に思う。
道路わきの団地も灯りひとつなく静かだ。
こんな時に飼っている白い大きな犬が一緒にいてくれたらな、と思いながら
後ろから車が走ってきた事に少し安心する。
そういえば誰か、今日、犬に餌をやってくれただろうか。
母は何か奇妙に太った腐った虫のような生き物に夢中だ。
餌を。
ふと、昨日は餌をやったろうか、と思う。一昨日は、その前は。
前に餌をやったのはいつだろう。
後ろから来た軽トラックのライトが、いつまでも自分を照らしている事に気づく。
あまりにこちらに寄っているので、怖くなって反対の歩道に移ろうとすると
軽トラックも、ゆっくりと車線を超えてこちらに来た。
思わず運転席を見ると中年の男性が目を剥いて口から血を流している。
どうしてあんなに顔色が悪いんだろう。
まるでさっき友人と笑いながら話した、映画に出てくるゾンビみたい。
犬に餌を。
そう思った瞬間、視界が真っ白になって意識を失った。
2。
最後の財産分与の話し合いに行くから資産のリストを見ておいて。
そう言ったが、あの男はきっと原稿に夢中でやってはいないだろう。
同じ小説家として才能は認めるが、あの生活能力のなさにはうんざりだ。
女は男が仕事場にしている安アパートのドアをノックもせずに開けて
その汚さにため息をつく。
玄関に共著作の小説がリストアップされた紙が置かれている。
あら、こんな話書いてたかしら。
リスト見覚えのない小説のタイトルに首を傾げながら
ふと、アパートのわきの道路の看板が半分倒れているのが目に入って気になった。
ひたすらパソコンを前に文をつづる「元」夫の背中に問いかける。
-ねぇ、この「グリーン・パーク」って
-…ああ、それは読んじゃダメだよ
話しながらも看板を直しに行く。
なんでこんな錆びれた看板があるのかしら。
落ちている半分を持ち上げてみる。
「グリーン・パークまであと」
手に持った原稿の中身が気になった。
バンドで成功するのを夢見た、5人の若者の話のようだ。
何気なく目が文章を追い、5人が地方のライブに行くために
バスに乗り込んだところで声がした。
-…読むと取り込まれるよ 僕みたいに
誰もいない道路に、看板がまた落ちた。
3。
あのころは本当によかったよなぁ。
そう赤い顔で叫ぶ青年二人。
本当だよ、夢もあってさ、絶対やってけるって思ってた。
人気のない道路で大声で話す二人はスーツもよれて
だいぶん酒が進んでいるようだ。
あの事故さえなければなぁ。
そう言った所で道路のわきに看板が立っているのに気づく。
「グリーン・パーク行き」
おい、これ。
なんでかつてのバンドの名前が。すごい偶然だ。
振り向いて見せようとした瞬間、横にバスが停車した。
酒に一気に醒めた顔で友人が言う。
これ、俺たちが乗ったバスじゃないか。
乗ってはいけない。
急にどちらともなく恐怖に駆られて走り出した。
あの時、乗り込んだバスが事故にあわなければ。
静かな住宅地を必死で駆ける。
通り過ぎた時に、階段に座り込んだ若い男女が話す声が聞こえた。
-私も小説家になるのが夢なの。
バスの入れない細い路地に逃げ込んだ時には一人きりになっていた。
ちょうど走ってきたタクシーを捕まえて乗り込む。
暖かい車内でようやく人心地ついた。
酔いのせいで変なものを見たか。
少し走ってもらって友人を拾おう。
そう苦笑し運転手に声をかける。
ごめん、友達とはぐれちゃってさ。
ちょっとこの辺、ぐるぐるまわってくれない。
返事がない。
感じの悪い運転手だ。むっとして声を荒げる。
ちょっと、あんた。
クレームのひとつでもつけてやろうと、運転手の名前を見ようとする。
そこで初めてはぐれた友人が助手席に乗っているのに気づいた。
なんだ、お前。乗ってたのかよ。
そう言いながら運転手の名前プレートを見ると
マジックか何かで黒く塗りつぶされている。
ぎょっとして運転席をみると、顔色の悪い中年が前を見たまま告げる。
-名前がないのはあなたも一緒ですよ
だってアンタも死んじゃったんだから
言われている意味が分からずに助手席の友人を見る。
寝ているにしても、なんであんなに首が曲がっているんだろう。
暗闇の中、タクシーを拾おうと歩道で手を上げている青年が3人
ライトで浮かび上がった。
それぞれにギターなどを持っている。
そうだ、あの時、乗客に生存者なんていなかったじゃないか
暗いタクシーの中で光る「予約」の文字をみて
そういえば、子供の頃、飼っていた白い大きな犬はどうしたかな、と
ふと思い出した。
いや、そもそも犬なんて飼っていただろうか。
タクシーが止まった。
ゆめをみた。
私はテレビの緊急特別番組を観ていた。
なんでも、私の住む町のすぐ近くで
驚くようなものが、地層から発掘されたという。
興奮気味に司会者は言う。
「現場の……さん!では、その蓋はコンクリート製で間違いないんですか!」
どうやら、深い土の層のすぐ下に丸々人口施設が埋まっているらしい。
しかもその文明は今現在のものと、ほとんど変わらず
かなりの広範囲に亘っているという。
現場のリポーターは次々に「驚きの事実」を発見する。
そのうち急に番組の雰囲気が変わった。
どうやらほんの少し空洞があって、其処に何か書かれているようだ。
リポーターの声に雑音が混じり聞き取りづらく、司会者が制止するが
本人は大発見に興奮しているのかかまわず読み上げる。
「ええと 待ってくださいね
…もう とり返しのつかないところまで きて…しまったのだ
したがって 我々は このほしのために すべ…全てを
土に埋め なかったことに しようときめたのだ…?」
そこで、テレビの画面は真っ暗になった。
私がテレビを消したのか
テレビ番組が休止になったのかはわからない。
ただ、私たちが長い長い時間をかけて
全くおなじ過ちを犯してしまったことはわかった。
土の被る、湿った音と匂いがした。
ゆめをみた。
久しくしていた友人から手紙が届いた。
古いわけでもないのに所々、文字が薄くなっていてよく読めない。
「 …していてすまない …さういった事情で…
もう あまり… ないのだ。こうして直線を書く …ままならぬ。
せめてあの頃のやうな楽しげな …さえあれば。
…記憶を 少し返してはくれまいか。」
読んでいる私の横ではテレビが大騒ぎをしていてとても鼻につく。
青年が老婆を哂っているようだ。
不快に思い消そうとすると、無駄に華やかな作り物のなかで
笑顔を顔に貼り付けたような女性アナウンサーが高らかと告げる。
「さぁ!その手紙の読めない部分を解くヒントはこちらです!」
ギクリとして手元の手紙を見やると少し文面が変わったように見えた。
「…もうすっかり大きくなったのではないかな
…かれこれ … 元気に育っているのを
想像するだけ も …楽しみだ。」
育った…?何のことだろう…
そう思いながらもサンルームの植木の隅に
小さなケースのようなものがあるのが気になっていた。
…しかしどんなに記憶を辿っても何をもらったのか思い出せない。
生き物であったなら世話をしているはずなのに。
そもそも、この友人とはどこで知り合ったのだったろう。
焦れば焦るほど記憶が曖昧になってゆく。
冷静になるよう自分に言い聞かせ封筒を裏返し、差出人をみると
自分の名前が書かれていた。
私はゆっくりと、何かが蠢く入れ物を見る。
ゆめをみた。
「お土産買ってくるから」
「えーん、さみしいよー」
「ホント、ちゃんと寝てるんだよ!」
クラスメイトたちは、バスから身を乗り出し
心配顔で私に声をかける。
せっかくの修学旅行だというのに
私は熱を出してしまってどうにも行けそうにない。
主治医に止められてしまったのだ。
走り去るバスを見送り、教室へ戻る。
なぜか私は裸足で、白い白い雪の校庭に足跡をつけて歩く。
しかし、其処は自分の通っている高校ではなかった。
自分の通っていた小学校だった。
廊下ですれ違う子供たちは皆、
私が卒業生だと分かっているのだろうか。
声をかけてくるでもなくチラチラと視線を向け通り過ぎていく。
ふと、その子供たちの中に見知った顔があった気がした。
…友人だ。友人に似ている。
彼女に姉妹がいたろうか。そんな事を考えつつ
そのうち、どの子供も自分の同級生である事に気づく。
…ぞっとした。似ているのではない。友人たち本人だ。
本能的に感じた。
ここには小学生の自分がいる。
そしてきっと その自分に会ってはいけない。
不思議そうにこちらをみる子供たちが急に恐ろしくなって
私は走り出した。
いつもお世話になっていた保健室の先生に相談しようと思った。
誰もいない廊下を走る。
何故だろう、授業の時間のはずなのに
誰かが廊下にある電子オルガンを弾いている。
走っても走ってもオルガンの音は近づくことがない。
給食室はまだ誰もおらずただ暗くひっそりとしている。
保健室は下駄箱を横切って、職員室の向こうだ。
息を切らせて下駄箱を横切ろうとした時
下駄箱にいた少年と目が合った。
「どうしたの、そんなにスカスカになっちゃって。」
意味が分からず少年を見つめていると、少年も困ったように笑った。
彼もかつての友人だった。
「半分になっちゃってる。
残りを教室に置いてきちゃってるよ。」
彼が指差した廊下の奥には子供が立っていた。
…ああ、私だ。
私はこちらを見ている少女を見ながら
無理をしてでもバスに乗るべきだったのだ、と悟った。
ただ、バスに乗っていたクラスメイトの顔は
一人も思い出せなかった。
あの人たちは誰で
バスは何処へ向かったのだろう。
私はただ、こちらに歩いてくる少女を見、
少年が笑いながら差し出した上履きを、静かに履いた。
ゆめをみた。
僕のクラスで飼育研究の一環として
飼われていたペットが死んでしまった。
どうやらペット同士の共食いのようなのだが
運の悪い事に殺されたそれは
僕と友人の育てていたペットだった。
ざわめく教室で担任は淡々と事実を説明する。
しかし、皆、薄々誰がやったのかはわかっていた。
飼っている檻の中でもあぶれているペットのグループがおり
皆、手を焼いてはいたのだ。
育て方を間違えたか、と。
いかにも残念でなりませんという表情を作って見せている
担任の脳裏にもそれは浮かんでいるはずだろう。
何事もなかったかのように授業が始まろうとした時
友人が静かに席を立った。
担任は尋ねる事も、止める事もなく
僕はそれを遠巻きな推称であるかのように感じつつ
友人の後に続いて教室を出た。
誰もいない廊下。
友人は静かに透明なビニール傘を
僕は水色のスマートな傘を手にとった。
表にでると、また檻から逃げ出したのだろう、彼らが
錆びたジャングルジムの上から
にやにやと笑いこちらを見ていた。
「どうした?優等生君たち」
しかし、それには何も答えず優秀なる友人は
古い儀式にのっとって左手でヒゲをすっとのばし
右手で傘を彼らに向けた。
「繁殖、生産率を上げる事によってもたらされる
将来的な経済効果を知る為にもあの研究は必要だったのに。」
彼の丸くなる瞳を見て、彼らは友人の本気を悟ったようだった。
恐れ何かもごもごと弁明をしようとする彼らに
友人は鋭利な傘の先を彼らの一人の眉間に向けた。
「あくまで 僕ら 猫にとって 人間はペットでしかないよ」
視界の隅でゆっくりと揺れるブランコと
それにあわせるように楽しげに振られる友人の尻尾を眺めながら
僕はただ、ぼんやりと
また新しい傘を買わなければいけないな、とだけ思った。
ゆめをみた。
私と妹は対になっている霊能力を持っている。
私は『霊がいるという気配がわかる』能力を、
妹は『霊の「存在」を「確定」できる』能力を。
妹が存在を認める事で、初めて私が霊を排除できる。
今はない古い祖母の家で私たちは留守番をしている。
両親が帰るまで家を守りきらなくてはならない。
ふと、部屋の隅に何かの存在を感じる。
そう言うと妹が「確かにいる」と答える。
その瞬間。
その場にすぅ、と戦争に負けたのであろう日本兵が
白く濁った目でこちらを見ている。
家から出て行ってもらうには
「出て行け」と命じ続けなければならない。
少しでも迷ったり気が弱ったりすると付け入られる。
必死で追い出した時、玄関に人の気配がした。
ああ、また「客」だ。
私たちはうんざりする。
家の外からも入ってこようとする幽霊がいて
何でもいいので外からその霊が持ち込んだ物を
家に入れた段階で「招き入れた」事になり
家に入ってきてしまうのだ。
出前持ちの格好をして出前を届けてきたり
隣家の者ですがと言ってきたり
様々な策を弄しては入ってこようとする。
いい加減、疲れてしまった私が少し気を緩めてしまい
空気を入れ替えようと縁側の窓を開けてしまった。
その瞬間、強風が吹き 枯れた花びらが
ぶわぁっと家の中に。
低い声が部屋の畳の下から聞こえてきた。
「 確かに お招き頂いた 」
そして妹が言う。
「お姉ちゃん、後ろに居るよ」
ゆめをみた。
私は今はもうない 祖母の家の和室で寝そべっている。
縁側から見える庭は真っ白な夏の陽でうだるような暑さだが
畳はひんやりとしていて暑さを感じない。
何の音もしない。
背中のほうにある物置部屋から黴のような湿気た匂いがしている。
そういえば祖母の容態は良くなったのだろうか
そう思った瞬間
急に頭上から大勢の人間の声がし始めた。
話し合う声、笑いあう声、親が子を叱る声、子供の嬌声、
一体何があったのだろうと だるい体を起こして
縁側から庭に降りようとすると
ふいに 耳元すぐで子供の声がした
「 ここは九階ですよ 」
足が空中に踏み込んだ時、
ここは祖母の家ではなく自宅のマンション、
九階のベランダであった事を思い出した。
ああ、さっき祖母の庭に水を撒いた時
ホースに泥がついてしまった 巻き取るのが面倒だな
ゆっくりとバランスを崩しながら そう思った。
ゆめをみた。
人工的なアスファルトの坂には雪が一面に降り積もっている。
坂の上にはあの人が立っていて
「どうしてできないのかわからない」
そう言うと
蛍光の黄色い水を流し雪を溶かしだした。
私はそれを聞いて、自分が鬼ごっこをしていて
鬼から逃げている最中だった事を思い出す。
白い白い街をひたすらに走るが
右足が何かで固定されていて上手く走れない。
もう長い事泣いていないせいで、喉が酷く痛む。
前にもこうして走ってこの街を逃げたので
次の角を曲がって坂を越えれば
逃げ切る事ができるのを知っている。
十字路を左に曲がると そこにはさっきの坂が
蛍光だった水は変色して
白い雪は消え 坂は紅く染まっていた。
そうだ あの人は昔、私が 庭に埋めた人形に似ている。
坂に向かってひとあしを踏み出す事ができず
立ちすくんでいると
蛍光の雨が ぽつり ぽつり と降ってきた。
人形が二度と手に入らない事を知り
私は雨がじわりと変色していくのを ただ みていた。
あの人は まだ 坂の上で哂っている。
ゆめをみた。
私は卒業式を迎え うかれ騒ぐ生徒達の間を歩く。
校門から見える団地の壁面には 卒業に、ちなんだ絵が描かれ
青い空に 無数の黒い風船が吸い込まれてゆく
友人たちからの打ち上げの誘いを断り
中庭へと続く廊下を歩いていると
静かに進む 黒い服の行列に会う。
学校では在学中に必ず一人 生贄が捧げられ
贄は病に冒される。逃れるすべはない。
「ああ、私には葬列こそふさわしかったのだ」と感じる。
さほど大きくない柩が中庭を 静かに静かに進み
私は喪服の一人に尋ねる。
-彼は いつ亡くなったのですか
-随分と前です。
けれど本人の希望で在学中は
遺体を学校に置いて欲しがったのです。
私は 長い付き合いである友人の姿を見ていない事を思い出す。
通り過ぎる校内の扉のひとつに彼の姿を見つけ
笑う彼に声をかけようとし
その腕が ぼこり ぼこり と
炭化している事に気づく。
すでに新しい贄は選ばれていたのだ
そうして私はかける言葉が見つからないまま曖昧に笑うと
二人の間の扉を閉めた。
ふと、先程の葬列は誰のものであったろうかと思う。
二度と扉は開かない。
ゆめをみた。
私は何でかあったかは覚えていないが
してはなけない事をしてしてしまい、
背中に幼い子をおぶっている。
こどもは他の人には見えない。
ただ、じっとりとした重みと息遣いのみで
私にその存在を知らせる。
ふと、もらした子供の
「来年もね?」
という囁きで
「あぁ、去年も私は掟をやぶってしまったのであった」と
思い出す。そして同時にこの恐ろしさから開放される
決まりごとも思い出した。
私が周りにいる人に「来年もね?」と問いかける事によって
言われた人の背中に別の子どもがおぶさるのだ。
己の恐怖のあまり周囲の人に感染させ続け
その後、あっさり少年を外す方法を見つけたが
安心したその時、耳元で
「まだいるよ」とだけ聞こえた。